VOICE VOICE
VOL. 35 2011 年 9 月 号
残暑とは言え、ほんのちょっと秋が感じられるようになりました。もうじき音楽にはもってこいの季節になりますね。毎日が新しい自分発見の日になりますように!
◆VOICE◆
『 Singing like Talking, Swinging like Walking 』 新居恵美
3 歳の頃から歌うことが大好きでした。本格的に習い始めたのは社会人になってしばらく経ってからですが、習い始めた頃からごく最近まで歌うのが楽しくて楽しくてずいぶん長い間自分のために歌っていました。
今も歌うことが楽しいことに変わりはないのですが、自分の歌そのものよりも、みんなで創っていく音に、より喜びを感じます。ミュージシャンとお客様と皆で共有する空間で音を紡ぎだすのはとても楽しい時間で、その一回しかない大切な時間です。そんな瞬間の歌を聴いてくださる方たちが、元気になったり、心地よくなったり、夢を見たりしてくださったら幸せだなぁと想う今日この頃です。
でも人々の中にすっと入っていくように歌ったり、スウィングするというのは遠い道のりでライブの度に反省ばかりしています。
あるミュージシャンにうまくなるにはどうしたらよいのでしょう、と尋ねたところ「心技体」との応えが返ってきました。
スポーツ選手が良く使う言葉で横綱白鵬も相撲道をそのように語っていましたが、音楽でいう心技体とは・・・
「体」はヴォーカリストの楽器である身体を毎日の生活の中で鍛えること
「技」は信頼する美山先生の教えを繰り返し練習し身体にたたきこむこと
「心」は私の人間性そのものを表現するということ…?でしょうか。
ヴォーカリストにとって「心」とは具体的には何なのかを家へ帰ってからも考えました。地道だけれども歌詞を理解し、ムードを理解し、自分の経験と繋げて、音色とリズムと言葉に乗せて、聴いてくださる方に届けることを積み重ねていくことなのかなというのが今の私の理解です。どれも美山先生が教 えてくださっていることでした。
そして「体」の基礎が出来て初めて「技」へ、「技」の基礎があって初めて「心」を磨くステージに進めるのだろうということも日々の練習やライブ経験を通してわかってきました。「体」と「技」も毎回美山先生が懇切丁寧に教えてくださっていることです。
美山先生のひとつひとつのご指導が私を少しずつ未知の世界へ導いてくださっています。
美山先生にはこれからもずっとずーっと末長〜くよろしくお願いいたします!
◇ 今月のわたし ◇
♡蝉がベランダで Live 中。その集中力に感服。 #加藤夕季 ホント、負ける!
♡エネルギーの使い方を間違わなければ、いろんなことがうまくいくはず 。 #濱のぞみ 色んなエネルギー。
♡色々と考えさせられた夏でした。いつもの暮らしに感謝。
#石田真弓 色んなことに感謝。
♡エア縄跳びで脂肪燃焼 #赤津あや うーん、ストイック!
♡11/20( 日 )14:00~ 吉祥寺サムタイムに出ます。よろしかったら是非! #鈴木麻美 東京初ライブ!
・・・ 美山こころの声
♮インフォメーション♮
赤津あや : 9/27 (火) 国立『ハーバーライト』 20:00~ 2sets MC \1,600 + TC \500
TEL: 042 ‐ 577 ‐ 5510
赤津あや( Vo ) 岸淑香( P )永見寿久( B )バイソン片山( Dr )
鈴木麻美: 11/20 (日) 吉祥寺『サムタイム』 14:00~ チャージ \1,000
大石学( P ) 鈴木麻美( Vo )
♪ 美山ひと言アドバイス ♪
赤津あやさん Welcome back! 1 曲 1 曲のイメージをはっきり掴みましょう。ピッチを安定さ
せましょう。
岩田京子さん 構え過ぎずに、のびのびとうたいましょう。フレーズを大きくとらえるようにしまし
ょう。
大石めぐみさん 一皮むけた感じがしますね。努力の成果が表れています。この調子で続けて行
きましょう。
ちえさん これから本番まで細かい点のチェックをして、ワンランク上の仕上がりを目指しま
しょう。
三沢ひろみさん スタンダード曲も自分らしく捉えて、既成概念に囚われずに自分らしくうたってくだ
さい。
中村亜海さん
アーティキュレーションを大げさにして練習してみましょう。うたに表情が生れてき
ます。
磯部崇史さん 発声のポイントがわかってきました。ピッチやリズムや発音も自分に厳しくなりまし
ょう。
山崎千晴さん 完璧である必要はありません。発声練習だけでも次につながります。気楽に行きま
しょう。
加藤夕季さん 子音の発音を気にし過ぎるあまり力んでしまいがちです。ボーっとするくらいでいい
です。
鈴木麻美さん 下顎を緊張させていると声の共鳴がなくなります。声と身体のつながりを意識しまし
ょう。
今泉庸子さん
必要のない時には舌を巻かないように注意しましょう。軽くうたうことを心掛けまし
ょう。
南ひろみさん トーンが暗くならないように、両顎の開け方を工夫しましょう。口角は下がらないよ
うに。
濱のぞみさん 1st コーラスのうたい方と 2nd コーラス以降のうたい方に変化をつけるようにしまし
ょう。
SARA ☆さん 曲を正しくうたうことがゴールではありません。もっとその先へ進むことを考えまし
ょう。
sihosiho さん 色々なタイプの曲を練習してきているので、実際に人前でうたうチャンスを作りまし
ょう。
Ayako さん 体の前面に力が入らないようにしましょう。トーンが一色にならないよう研究しまし
ょう。
野地恵子さん 以前にやった曲をボサノバのリズムにしてうたってみるのもいいですよ。挑戦しま
しょう。
石田真弓さん ヴォーカリストは同時に指揮者でもあります。伴奏者を引っ張って行けるようにしま
しょう。
新居恵美さん 発声がいい方向に変化してきています。小さくまとまらずに大胆にのびのびうたいま
しょう。
松田芳枝さん ボサノバの曲のノリ方を研究しましょう。 4 ビートもそうですが、全体的に慌てないよ
うに。
Mackey さん 英語の発音にもっとタメができるといいですね。子音の発音の位置が高くなるといい
です。
上田桂子さん 発音にスピードと滑らかさが欲しいですね。運動と一緒で、反復練習が何より効果的
です。
桜井紀子さん 地声ばかりでなくファルセットも使ってください。安定して発声できれば問題ありま
せん。
えみ子さん 積極的に取り組んでいる成果が出ていますよ。以前のレパートリーも復習してみ
ましょう。
萩田早苗さん 発音としては ‘ and ' ‘ send ' など単語の途中に来る ‘ n ' が甘くならないように
注意しましょう。
玉井美知子さん とにかく慌てないで、じっくり構えてうたいましょう。遅れているくらいで丁度いい
です。
菅原悦子さん 姿勢が崩れると発声の位置が下がるので気を付けましょう。難曲も根気強くやりま
しょう。
スイトピーさん 口角が下がらないように気を付けましょう。明るく、活気のあるうたを目指してくだ
さい。
堀川眞紀さん 前傾しないように注意ましょう。ノリとアーティキュレーションを最優先にしてくだ
さい。
小原幸代さん 忙しい中、努力していることがわかります。ほんの少しづつでも先へ進んで行き
ましょう。
金澤豐史さん 声の抜け道が見つかるまで苦しいかもしれません。試行錯誤しながらやっていき
ましょう。
ぴーちくさん 低音域も、高音域を出す時と同じように体や顔面を使って発声すると、楽に声が出
ますよ。
パンダさん しばらくお休みになってしまいますが、レッスンの録音を聴いて復習しておいてくだ
さい。
スズさん
積極的に取り組んでいますね。時間がかかっても、自分が納得するまで練習してく
ださい。
染矢幸子さん 少しづつ英語の発音が改善されています。繰り返し練習することで英語の筋肉が
付きます。
SACHIKO さん
体が沈まないように注意しましょう。直線ばかりでなく、丸味のある表現も試みま
しょう。
丸田町かおりさん ノリ方とアーティキュレーションに集中してみましょう。うたの表情が豊かになりま
すよ。
三浦志保さん 英語はネバって発音するといいです。タメが生まれてサウンド、リズム感も違って
きます。
安井美和さん 口角と鼻の脇をうんと押し上げてうたいましょう。低音域も軽く出せるようになりま
すよ。
美楚さざい
さん
発声はあともう少しで楽になると思います。リラックスしてのびのびとうたってくだ
さい。
tomo さん 高い所を意識して発声しましょう。難しい音程も繰り返し練習していれば慣れて行
きます。
ヨーコさん
上に向かって吸うようにしましょう。空気の通り道ができて、発声がスムーズにな
ります。
蘭さん 口角が下がると、暗く重いトーンになってしまいます。スタカートの練習もしてくだ
さい。
丑山孝枝さん
4 ビートの曲にも慣れてきました。スタンダード曲にどんどんチャレンジしてみま
しょう。
Sherry さん 諦めずに繰り返し練習してください。そして一旦時間を置いてから再度トライしま
しょう。
大栄美さん
たっぷりした所と抜いて軽くする所の両方があるといいです。子音を高く発語し
ましょう。
笠原ふみこさん
フレーズの最初から最後まで空気を押し上げてうたいましょう。息切れしなくなり
ますよ。
秋子さん
あまり律儀に考えないで音楽の流れに乗ってうたってみましょう。姿勢は注意し
ましょう。
本間望さん
一音一音に拘らずフレーズ全体が流れるようにうたいましょう。口の中を広くし
ましょう。
瑞季さん
唇や頬が力まないようにしましょう。空気の流れを作ることが音楽の流れにつな
がります。
局田奈都子さん
4 ビートのノリ方に慣れましょう。焦らずに曲数を重ねて行けば感覚が身に付い
てきます。
横洲かおるさん うたっているうちに体が沈まないようにしましょう。一音の中に濃淡をつけてみ
ましょう。
宮坂義人さん
空気の通り道を作りましょう。そこに空気を送り込めば、軽く自然に声が響いて
きますよ。
浦野友彦さん
歌詞を暗記して練習に臨む姿勢がいいですね。慌てず、力まずにうたうように
しましょう。
咲井裕子さん
頭で理解したら、あとは体を動かしてうたいましょう。体に覚え込ませることが
大事です。
田中恵美さん
低音域も高音域を出す時と同じ要領で発声すれば、すんなり響きます。姿勢
は要注意です。
杉山敬子さん
唇の形だけに囚われていると英語の発音はうまくいきません。発声のシステム
と一緒です。
小野曜子さん 一つのフレーズの間は体の位置をキープして、空気を上に押し上げながらうたい
ましょう。
ユッコさん
しばらくお休みになってしまいますが、姿勢や発声を忘れないようにしておいて
ください。
シジミさん
メロディの意味を掴むようにしましょう。強弱だけでなく距離感や濃淡を意識し
ましょう。
MAYA さん
Welcome! Try to keep your body in position and lift the soft palate
while
singing.