VOICE VOICE
VOL. 42 2012 年 11 月 号
あっと言う間に秋になり、急に気温が下ってきました。風邪を引かないように注意が必要ですね。
さて、今年最後の号のお届けです。ちょっとだけ私のインフォメーションです。 FM Chappy の番組
“What's Jazz” に出演しましたが、その模様が 11/6 〜 2013. 1/7 までストリーミング配信されます。
お時間のある時にでも聴いてみてください。 http:// www.sak asou.co .jp/rad io/list en/
◆VOICE◆
『僕は模範的な生徒ではないかもしれないけれど』 cross
僕が先生からレッスンを受け始めたのは確か四年前だったのですが、 HP での素朴で実直な雰
囲気に惹かれて電話をかけたのがきっかけでした。僕は此のレッスンで提供される過大な情報量
に驚 き続ける事になります、その記念すべき初日からさしあたり約四年後のレッスンに至るまで。
身体の位置、筋肉の緊張の仕方、口の奥の未知の筋肉の使用、眉毛をあげる、顔は笑顔で、口
角
をさげない、鼻の奥から一本筋を通して息を吸って、肩甲骨の奥の内部筋肉で横隔膜を引き
上げ て、大きな力はいらない、力まない、しなやかに、でも芯は保って etc,etc,etc ……???
莫大な情報量にオーバーヒートを繰り返し、常に汗だくになりながらレッスンを受け続ける事にな
ります。先生に励まして頂きながら。そして毎回同じ発声を繰り返しました。でもこれがよかったの
です。最初のレッスンと最近のレッスンでやってる事はずっと同じです。しかしそれにもかかわらず
自分の意識は確実に変化を遂げています。同じ事の中に違う意識を、より深い意識を挿入する事
が今は出来ています。
極論すれば、声を出すという事を僕たちは毎日行っているのにも関わらず、それだけで発声が上
手になる事がないというのは、そこに介在している意識の違いだと思うのです。意識が行き届いて
いる姿勢や身体の使い方を保ちながら“普通”に生活しているだけで発声はよくなっていきます、此
の事に関しては自信を持って言及する事が出来ます。その普通あらざる普通を獲得するのに必要
な意識そのものを教えていただけたという事、その事を何より僕は感謝しています。
◇ 今月のわたし ◇
♡暑さから解放されて秋到来!食欲に走らないよう気をつけよう… #石田真弓 食欲があるのはいいことだ。
♡移調ができるようになって、嬉しいです! #YOU とにかく慣れることなのだ!
♡体脂肪 準備万端 冬支度 #加藤夕季 確かに秋になったら体脂肪が増えてる。
♡レッスンで録音した「先生の歌声」で満足しているあたしからの脱出! #米倉曜子 よしっ、その意気!
♡気がついたら月末で、あっと言う間のひと月でちょっと驚いてます #彩花 充実してるんだな。
・・・ 美山こころの声
♮インフォメーション♮
新居恵美: 11/17 (土) 浅草『 ZINC 』 19:00-20:00, 20:30-21:30
( 銀座線浅草駅から徒歩 1 分 )
(VO) 菅原悦子、片山友子、富樫澄子 (P) 日ノ下慶二 (B) 日下部史貴
http://music.geosites.jp/zinc asakusa
12/16 (土) 浅草『 ZINC 』 19:00-19:50, 20:30-21:20
(VO) 新居恵美 (P) 尾崎琢也 (B) 古西ただひこ
http://music.geosites.jp/zinc asakusa
♪ 美山ひと言アドバイス ♪
赤津あやさん 次々にうたおうとしないでスペースを空けることも考えましょう。緩急もつけましょう。
岩田京子さん 特に4ビートでうたうときに力を入れないようにして、自然にうたうようにしましょう。
大石めぐみさん しゃくり上げてうたわないようにしましょう。ポーンと跳ねあげるようしてみましょう。
ちえさん もうすぐ本番ですね。それぞれの曲のイメージをさらにクリアーにして臨んでください。
中村亜海さん 当分メロディよりもリズムの方を優先させてみましょう。破裂音の発音を鍛えましょう。
磯部崇史さん なかなかレッスンに来られませんが、発声練習は家で欠かさずにやっておいてください。
山崎千晴さん なにより自分がリラックスしてうたえて、持ち味を発揮できるキーにしていきましょう。
加藤夕季さん スピードをつけてうたう必要のあるフレーズは、運動と考えて繰り返し練習しましょう。
今泉庸子さん うたい過ぎて平板にならないよう、大事な音をポーンと跳ねあげてうたってみましょう。
南ひろみさん 声の出発する場所のイメージをクリアーにして、フレーズの最後までキープしましょう。
濱のぞみさん 曲全体の印象が平板に陥らないように、フレーズに緩急をつけるように意識しましょう。
SARA ☆さん 歌詞の内容を自分なりに解釈して、その曲をどう表現してうたうかを考えてみましょう。
sihosiho さん ノドでクレシェンドさせないように、あくまでも空気の力を使うように注意しましょう。
Ayako さん 声量よりもピッチとトーンを大切にしましょう。常に高い場所から発声してみましょう。
野地恵子さん 特にバラード曲の場合、 ゆっくり時間をかけて発音すると情感豊かな表現が生まれます。
石田真弓さん うたっている間に体が下り、空気の抜け道が塞がってしまわないように注意しましょう。
新居恵美さん 声の出発点を高い場所にしましょう。フレーズの最後を膨らませてうたってみましょう。
松田芳枝さん バラード曲をボサノヴァでうたう時は、慌てずにゆったり構えるように意識しましょう。
Mackey さん 母音をもっと大げさに膨らませてうたうようにすると、豊かで大きな感じが生まれます。
遠藤淑子さん 低音域をしゃくり上げてうたわないよう注意しましょう。口角を上げてうたいましょう。
上田桂子さん 子音をゆっくりと時間をかけてしゃべるようにすると、メリハリのある発音になります。
桜井紀子さん 粘るところとあっさりするところ、軽いところと重いところ、両方を作ってみましょう。
えみ子さん ポーンと高い所に跳ねあげるように発声してみましょう。「 n 」行の練習をしてください。
玉井美知子さん 特にトーチソングをうたう時には、あまり張り切り過ぎないようにするといいでしょう。
菅原悦子さん 歌詞によってはスピードが必要になります。運動と同じく根気強く反復練習しましょう。
堀川眞紀さん フレーズの途中で空気の抜け道が塞がらないように意識すると、リズム感も安定します。
cross さん チェンジ付近の発声安定を目指しましょう。テンポを速くした練習もしていきましょう。
萩田早苗さん Welcome back! 最優先ポイントは、口角と頬っぺたを持ち上げたままうたうことです。
SACHIKO さん 背中が下がらないように気を付けましょう。ポーンと跳ねあげるようにうたいましょう。
丸田町かおりさん 低音域や、母音 [O][U] がこもらないように注意しましょう。明るさがキーポイントです。
三浦志保さん 声量は小さくて充分です。とにかくポーンと跳ね上げるようにうたうと、軽くのれます。
安井美和さん トーンや声量が一種類にならないようにしましょう。まずは高い位置で発声しましょう。
局田奈都子さん フレーズの最後を息を吐いて終わらないようにしましょう。リズムの停滞にもなります。
tomo さん もうじきライブデビューですね。準備も練習も、すればするほど自信につながりますよ。
Kitty さん 柔軟に構えて、ミディアムテンポもスローテンポも分けへだてなくうたってみましょう。
容子さん フレーズの中に強弱、高低、明暗、遠近というような落差をつけてうたってみましょう。
丑山孝枝さん フレーズによっては最後を短く切ってうたうことも必要です。軽さを出してみましょう。
大栄美さん ポーンと跳ね上るように出してみましょう。ビブラートは上にかかるようにしましょう。
秋子さん バラード曲のうたい方がゆったりしてきました。ミディアム曲をうたう時も同じように。
本間望さん 口の中と鼻の中を、掘削機で上へ上へ掘り進んでいくようなイメージで発声しましょう。
瑞季さん 当面、最優先事項をメロディではなくリズムにしてみましょう。うたい過ぎないように。
横洲かおるさん 声量を少し抑えてうたってみましょう。英語の発音は高低と長短を意識してみましょう。
宮坂義人さん 口の中も鼻の中も動かせる所がたくさんあります。色々試しながら発声してみましょう。
浦野友彦さん フレーズの最後が萎んでしまわないように、最後まで空気を上げ続けてうたいましょう。
咲井裕子さん [O] の発音に注意しましょう。どの曲も歌詞の内容をしっかりつかんでうたいましょう。
田中恵美さん 鼻の脇を思い切り上げてうたいましょう。空気が上まで送られてトーンがよくなります。
杉山敬子さん フレーズの最後が低音域の場合その寸前の音を小さくすれば安定した発声ができます。
小野曜子さん テンポの速い曲の場合も焦らないようにしましょう。フレーズを大きくとらえましょう。
シジミさん 力ではなくて空気の流れでうたいましょう。二重母音は、ゆったりと発音してください。
谷口歩さん 即座に対応できなくても心配せずにゆったり構えてください。焦らず練習してください。
優さん 体の位置が途中で下がらないように注意しましょう。子音をはっきりと発声しましょう。
小田幸子さん 声を出す出発点を高くしましょう。そうすれば、声をプッシュすることもなくなります。
今木優子さん 発声やのり方だけでなく、うたう曲をどう表現するかという点にも意識を向けましょう。
June さん ファルセットも上に抜ければ十分使えるので、地声に囚われ過ぎないようにしましょう。
Aya さん 鼻を閉めないようにうたいましょう。母音をポーンと跳ね上げて、長目に出しましょう。
彩花さん 発声の要領が掴めてきました。色々な曲を練習して、うたうことに慣れて行きましょう。
米倉曜子さん 力んで前に押し出さずに、姿勢よく上の方へ軽く放り上げるようにして発声しましょう。
伊東真さん 一度憶えたうたい方と違った方法でうたうのは難しいですが、挑戦を楽しんでください。
MAKIKO さん 口角と頬っぺたを思い切り上げて、空気を鼻の中に通すようにして発声してみましょう。
YOU さん 大きな声じゃなくて構いません。明るく、軽く、跳ねあげるように発声してみましょう。