B-HOT VOICE STUDIO SINCE 2004

VOICE VOICE

VOL. 57    2015 年 5 月

 

春到来!と思ったらもう初夏。あっという間に 1 年の3分の1以上が過ぎてしまいました。 しかし 1 年はここからが面白くなります。 新しい曲や新しいうたい方との出会いが待っています。 ワクワクは止まりません。

 

◆VOICE◆

 

            『教えてくれた生徒さんたち』  局田奈都子

 

いつからだったでしょうか・・・。 10 年くらい前から?

そんなに子どもが好きだった訳でもなかった 20 代半ば。

それまでは舞台の上で自分がパフォーマーとして歌って踊ってお芝居していることが大好きだった

私はふとしたご縁から小学生対象の「キッズミュージカルクラス」なるものを任されるようになり

ました。人に芸事を教えるなんて・・・あたし、そんな器じゃないっすよ!!と、何度か逃げ回り

ましたが、これはもう教えというものを始める運命だったのかもしれません。思えば、私が歌を習

い始めたのが 10 歳の時。そのときに習った先生が私の音楽の楽しみ方の基盤を作ってくれました。

もしかすると 10 歳の時から自分が習ってきたことを今度は自分の周りに返していく時なのか!?

なんて思い、キッズレッスンをやり続けて 10 年が過ぎようとしています。

 

この春、新たな展開が。なんと中学生から大人対象のミュージカルクラスの歌唱指導の依頼!自分

にはできましぇ〜ん!と逃げ回ってきた大人 ( ・・・あたしにとっては中学生はもう大人・・ ) の歌

唱指導。思い切って受け入れてみました。スクールの生徒さんは皆さん、劇団四季、東宝系、宝塚

の作品出演を目指す、本気の気合の持ち主たちの集まりでした。

 

7 人の女の子のグループレッスン。いざ始めてみると・・・思わず自分で自分にふきだしてしまい

ました。 7 人の癖はさまざま。下あごが必要以上にガクガクする子。眉間に皴のよる子。明らかに

呼吸の浅い子。歌うことだけに囚われ、体を見れていない子・・・。それらは全部、今まで自分が

通ってきた道だったのです。10歳から歌を始め、悩んできたその道程が今自分の目の前であのと

きの自分と同じように悩みながら、なんとあたしのレッスンを受けている!?なんと面白い!! 7

人一人ひとりが悩んでいることが、手に取るように分かるんです!講師として前に立ち指導しなが

らも、まるでそこにいる過去の自分と歌のレッスンをしているかのようでした。

 

レッスン後、一人の女の子より個人レッスンの申し込みを頂き、別の日に実施しました。歌を先生

から教えていただくスタンスを子どものときから続けてきた私。パフォーマンスをしているときが

本当の私。そんな私がとうとう個人レッスンまでやるようになるなんて・・・。音楽というものと

一緒に私自身が成長させてもらっていることを、今強く実感しています。

 

◇今月のわたし◇  

▼いよいよ春だ!うれしい!   ☆石田真弓  お待ちどうさんでしたー!

 

*みなさんの コメント待っています! よろしく!     

*暇な時には私のブログでも読んでくださーい!  http://miyakayo.seesaa.net/

*・・・ 美山こころの声

 

ΔインフォメーションΔ

赤津あや: 5/13 (水) 国立『ハーバーライト』 19:30~ (1 st )  21:00~(2 nd )

              MC 2,000 円  TC 500 円

              外谷東 (P)  山本裕之 (B)  岡田朋之 (Ds)  赤津あや (Vo)

              TEL: 042-577-5510

              http://harborlightjcom.home.ne.jp

 

新居恵美: 5/22 (金) 浅草『 ZINC (ジンク)』 18:15 Open 19:00~19:50 ( 1st ) 20:30~21:20 ( 2 nd )

               MC 3,000 円+1ドリンク別オーダー

               米田正義 (P) イチタカタ (B)  新居恵美 (Vo)

               TEL: 03-6680-2830

               http://music.geosites.jp/zinc_asakusa/

 

♪ 美山ひと言アドバイス ♪

 

赤津あやさん     フレーズの最後にもう一度空気を上げるようにすると、声量もスピードも落ちません。

 

岩田京子さん     特にマイナーのバラード曲では、メロディに気持ちを込めてうたうのはやめましょう。

 

大石めぐみさん     1 曲の中に、声が聞こえない場所を作るように意識してみましょう。スペースが必要。

 

ちえさん         今までやったことのないリズムでうたってみると、新しい発見があって楽しいですよ。

 

中村亜海さん     「 n 」が「 l 」に聞えないように発音しましょう。もっと高い場所を使う必要有りです。

 

山崎千晴さん     日本語訳詞をうたう時は淡々過ぎるくらいで丁度いいです。結果、リズム感が出ます。

 

南ひろみさん      口の中の筋肉を、どの場所も素早く動かせるようにしましょう。発音が変ってきます。

 

NOZOMI さん      ゆったり感が出るといいですね。小節を越えて捉えられるようになると変ってきます。

 

SARA ☆さん      伴奏に頼らず、アカペラでもメロディがうたえるように。リズムも明確になりますよ。

 

sihosiho さん     声域が広いので思い切ってもっと高い音域まで使いましょう。大きな表現ができます。

 

野地恵子さん      最初のころに練習した曲が今は違うようにうたえますね。フェイクも変えていいです。

 

石田真弓さん     楽器の演奏とうたを同じように捉えてみましょう。アドリブスキャットものびのびと。

 

新居恵美さん      音をポーンとどんどん高い所へ放り上げるようにうたうと、表現が平板になりません。

 

松田芳枝さん     掴んできたノリをレパートリー曲の全てに応用しましょう。自分らしさが生まれます。

 

Mackey さん      何か大きな目標を作るといいですね。自分を追い込むと、殻をぶち破れると思います。

 

桜井紀子さん     自分の傾向を見つけて対策を考えるようになっていますね。大きく進歩する時ですよ。

 

えみ子さん       もう少しピッチが安定するといいですね。英語に関しては雑にならないように要注意。

 

玉井美知子さん    特に明るく弾ける曲の時に、気分が楽しくなって走る傾向があります。冷静さも必要。

 

菅原悦子さん     息を多く混ぜて、抜いた感じでうたう曲があってもいいですね。高域も使いましょう。

 

堀川眞紀さん     「 o 」の発音が「 a 」にならないようにしましょう。深い、ダークなトーンも必要です。

 

萩田早苗さん     レッスンでフレーズをすぐにキャッチできるようになるのも、耳の訓練には必要です。

 

丸田町かおりさん   英語のリズム感がジャズのノリに直結します。出す音と出さない音の両方が必要です。

 

丑山孝枝さん     ノドがガサつくことはあまり気にする必要ありません。ただ空気を押し上げましょう。

 

モカさん        空気を繋げながらうたいましょう。母音を思い切り長くしてうたうようにしましょう。

 

安井美和さん     ポーンと上に高く次々に上げるようにしてうたえば、しゃくる感じがなくなりますよ。

 

局田奈都子さん    自分の引き出しにないリズムのノリでも、チャンスと思って貪欲に挑戦してください。

 

tomo さん       慣れない音程やメロディラインは、運動と一緒でひたすら繰り返し練習してください。

 

本間望さん       ユニークなところは特長として残しながら、発声やノリの基本は忘れないでください。

 

瑞季さん        長い音符をうたうたびにクレシェンドする癖を取りましょう。フレーズ感が必要です。

 

横洲かおるさん    曖昧だったことが次々にクリアになってきていますね。この調子で挑戦してください。

 

宮坂義人さん     発声が軽く明るくなってきています。それをうたにもそのまま応用していきましょう。

 

浦野友彦さん     新境地を開拓したことで表現の幅がぐっと広がりました。大胆かつ緻密であるように。

 

杉山敬子さん     歯ごたえのある、ハードルの高い曲に挑戦し続けていることが実を結びつつあります。

 

今木優子さん     間隔が空きましたが、気分も新たにまた練習に励んでください。焦らず根気強くです。

 

小田幸子さん     子音をもっと高くねばってうたってみると、全体的に平板な印象から脱出できますよ。

 

谷口歩さん      今までとひと味違う感じの曲をうたってみると、新たな魅力を発見できると思います。

 

稲木美夏さん     笑わない顔つきでうたってみましょう。発声も発音もノリもその方が落ち着きますよ。

 

June さん       発声は確実によくなっています。英歌詞での練習時間を増やして慣れて行きましょう。

 

シジミさん       発声練習での発声は力みがなくなりました。曲の時にも同じようにうたってください。

 

YOU さん       バラード曲の表現が、自然で素直でいいですね。 4 ビート曲でも同じように力まずに。

 

ざくみさん       フレーズの途中で必ずクレシェンドする癖を取りましょう。停滞する原因になります。

 

千絵さん        ポーンと高い所へ撥ね上げるようにして発音すると、しゃくってうたわなくなります。

 

チャムさん       作らない、自然な発声をしましょう。英語の発音に必要な顔面の筋肉を鍛えましょう。

 

Yuri さん       テンポ、リズム、ムードとも色々なタイプの曲をレパートリーに加えていきましょう。

 

iyochan さん     色々な雑音は聞かないようにして、 課題をひとつひとつクリアしていってください。

 

ヨシコさん       声を張るだけでは一本調子になります。ささやくようにうたうことも時には必要です。

 

KANO さん      リズムのキャッチは回数を重ねて行けば速くなりますよ。根気強く取り組みましょう。

 

miztama さん     ゆったりうたいましょう。小節ごとではなく、1フレーズで大きく捉えてみましょう。

 

michi さん       英語のリズムに慣れましょう。日本語と違って長短や強弱の違いがとても大きいです。

 

lili さん         曲によっては、なよやかな表現も必要です。スペースを空けてうたうのも効果的です。

 

Pretty さん      “ 頭皮剥ぎ取り作戦 ” でいきましょう。フレーズの出だしを力まないようにしましょう。

 

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