VOL. 87 2020 年 5 月

 

みなさんご無事でお過ごしでしょうか。まるまる2ヶ月間のレッスンのお休みで、体だけでなく、うたう気持ちま

で萎えてしまわないか心配しています。 どうぞ再開まで今まで積み重ねてきた成果をキープしてください。み

なさんがそれぞれやむなく延期や中止にしたライブやコンサートやジャムセッションも、いずれ改めて取り組む

日がやってくるはずですから、その時を目指してこれまで同様練習を続けてください。対面でのレッスン再開

まではオンラインレッスンを活用したり、色々工夫してください。何人かの生徒さんはオンラインレッスンを始

めています。そして私ミヤマは毎日みなさんに届くように家での弾き語りを YouTube にアップしています。

時々覗いてみてください。チャンネル登録をしていただけたらとてもありがたいです。一曲だけ URL を貼って

おきます。

https://youtu.be/bgTH3EFwaHw

 

◆VOICE◆

                    『光と影』     新居恵美

 

諸行無常の響きあり。今年はセカンドアルバムを発売する予定で 5 月23日に原宿ラドンナでアルバムリリー

スライブを盛大にやるぞ!とワクワクしていました。でもすべてが変わってしまいました。ぴかぴかのお天気に

少しづつ雲が広がり、今は一面雨雲で覆われているようです。思えば人生で起きるすべてのことはそうなのか

もしれません。

 

今回のアルバム ” Holiday in Rio ” では「ローマの休日」のようなラブストーリーを軸に、オトナの冒険と成

長を表現しました。異国の地での素敵な異性との出会いに始まり、熱愛、新たな挑戦、苦悩、最後は愛し合

いながらも別れ、自国に帰るという物語です。主人公はブラジルの眩しい光と同時に影の部分を知り、人生

における光と影を体験します。そして、もとの世界に戻ってみると、見知った日常のはずなのに見える景色が

変わっているというヒーローズジャーニーです。2020年、まさに未曽有の事態の真っただ中にある今年、こ

の作品をリリースすることになったのも何だか不思議な巡りあわせのような気がします。

 

私たちはいま平穏な日常を奪われ、未来への不安と怖れとフラストレーションと背中合わせの世界にいます。

テレビや SNS をみていると気分が滅入るような内容ばかりが押し寄せてきます。出口が見えない、光が見え

ない。こうなると、人というのは自分ではない誰かに原因も責任も押し付けたくなる。でも人のせいにしても何

も変わりませんし、そんなことをしたらコロナの思うツボ。ここでやるべきは、当たり前と思っていた日常に感謝

をし、「今、自分に出来ることは何なのか」を考えてやってみること。世の中をすぐに変えることは難しい、でも、

自分の行動を変えることは今すぐに出来ます。現場では身を粉にして戦ってくださっている人たちもいます。そ

んな風になれなかったとしても、誰かに親切にしてみる。本を読んだり DVD を見たり語学を勉強したりインプ

ットを増やしてみる。自分にとって何が大切なのかを考えてみる。上がらない雨はない。今はまた再び光あふ

れる世界が戻ってくるときのために己を磨く時間だと考えるようにしています。

 

希望を持ち続けましょう!何と言っても私たちには「音楽」があります。そして私たちにはミヤマカヨコという

魔法使いがついています!この類まれな Witch は「声」を通して、いつでも私たちの身体と心と人生を開く

きっかけをつくってくださいました。そうです。丹田を意識することで地に足がつき、上へ上へと空気を抜くこ

とで身体が軽くなり、口角を上げることで希望が見えるのです。

 

皆さん、発声練習をしましょう。歌を歌いましょう!上手くいかない時はげらげら笑いましょう!もう一度言い

ます。私たちにはミヤマカヨコという魔法使いがついています ! !  そしてもしよかったら、一日の終わりには

がんばった自分へのご褒美として ” Holiday in Rio ” をお聴きくださったりしたら嬉しいです。(エアハグ、

ズームハグ)

 

雨の日があるから晴れの日があり、空に浮かぶお月様や星空、道端に咲く花や虫たち、すべてをありがた

いと思える日が、そしてサイバー空間ではなく実世界でミヤマ先生と皆様と笑い合える日が一日も早く訪れ

ますように。

 

今日も音楽に溢れた良い一日をお過ごしください!

 

◇今月のわたし◇

 ▼時代は5 G ですが、溜めに溜め込んだ手書きの楽譜の整理が終わりそうにありません。また活用で

  きる世界が来ることを願いつつ、取り組みます!   #Mackey    私もまだ手書きでーす!

 ▼みんなで乗り切ろう!         #石田真弓       おーっ!!

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*? ・・・ ミヤマこころの声

 

♪ ミヤマひと言アドバイス ♪

 

岩田京子さん     同じ曲を何度も練習することでうたい込むことができて、クオリティが上がりますね。

 

大石めぐみさん    チェストヴォイスを使ってみましょう。特に [u] の長い音符の時に使えるといいですよ。

 

ちえさん        本番までのプロセスを知っているので、自分なりに計算して仕上げていってください。

 

Ami さん        [ i ]  をもう少し強めに、そして高めに出してみましょう。声に広がりが出てきます。

 

山崎千晴さん     以前練習した曲をもう一度やってみましょう。レッスンの場で何度もうたいましょう。

 

はまのぞみさん    なんとしてでもやり続けましょう。色々なアイディアを出して試していってください。

 

SARA ☆さん     意欲的になってきたところなので、モチベーションを保って次に備えておきましょう。

 

sihosiho さん     曲はたくさん貯まっていますから、録音を聴いていっぱい復習しておいてくださいね。

 

野地恵子さん     すべての音符を同じ出し方でなく、時に宙に浮かせたような出し方もしてみましょう。

 

石田真弓さん     体の位置を高く保つのを忘れないようにしていてください。引き出し作りも忘れずに。

 

新居恵美さん     色々な事が再開した時のために、準備を怠らず、クオリティを維持しておきましょう。

 

モカさん        家ではなかなか発声練習もできないと思いますが、録音だけは聴いておいてください。      

 

松田芳枝さん     ベースと Duo というのもやってみましょう。1日のライブの中に変化が生まれますよ。

 

Mackey さん      この期間、気に入ったジャズマンのアドリブを丸コピーして練習するのもいいですよ。

 

桜井紀子さん     ライブができる日まで曲を貯めたり、曲を練り上げて、気持ちをキープしてください。

 

えみ子さん       真面目に練習をしている成果がはっきりと現れてきています。そのまま行きましょう。

 

玉井美知子さん    バラード曲はとにかくゆったり丁寧にうたってください。集中力を切らさないように。

 

菅原悦子さん     下から上へ跳躍する時、しゃくらずに且つ強くならずに出せるようになるといいです。

 

マキさん         4 ビートのノリが元に戻ってしまわないよう注意してください。録音聴いてください。

 

萩田早苗さん     口の開け方が小さいと自信なさげに聞こえてしまいます。思い切りのよさが必要です。

 

丸田町かおりさん   1拍目と 3 拍目にアクセントが基本です。長目に出し、その他の音符は弱く出します。

 

本間望さん      単語の語尾に要注意。 特に「 f 」「 s 」「 k 」「 t 」がいなくならないよう発音しましょう。

 

横洲かおるさん    律儀な表現は自分の個性なのでそれは大事にしつつ、汚い表現も研究してみましょう。

 

ナツコさん        これから先が楽しくなってきましたね。どんな曲だろうと独自の解釈でうたえますよ。

 

石川美樹さん     体の使い方だけ忘れずにキープしてください。あと顔面の筋肉も鍛えておきましょう。

 

杉山敬子さん     子音プラス母音の発声練習の時に、母音を意識的に長く出すようにやってみましょう。

 

June さん        自習練だけだとちょっと心配ですが、レッスン再開時までキープしておいてください。

 

YOU さん        またフランス語でうたってみましょう。スタンダード曲に限定しなくてもいいですよ。

 

ざくみさん        大事ではない音符や単語は大きく出さずにうたいましょう。抜くことを覚えましょう。

 

チャムさん       唇をかむ、舌を活発に動かす、など英語の発音特有の動きに素早く対応できるように。

 

Yuri さん       以前より要求するレベルが上がっているので、大変だと思いますががんばりましょう。

 

lili さん         復習シリーズはいい考えですね。フェイクはまた新しく作ってみることにしましょう。

 

sari さん        フレーズの最後が下へ戻らないように。とにかく上に向かって終わることが大事です。

 

富田節子さん     声を奥へ後ろへを徹底的にやってください。その土台の上に英語やリズムが載ります。

 

ヒロさん        今練習中の4ビートのノリがマスターできれば、バラード曲の歌い方も変わりますよ。

 

平野佐恵子さん    ジャズに特有のノリ方をマスターするのは大変です。でも少しづつ慣れてきましたよ。

 

MAYU さん      手や足を一拍づつ動かす習慣をつけましょう。今は2拍づつ動かしてしまっています。

 

horihorri さん    単語ひとつひとつしっかりうたうよりも、フレーズのひとつながりを意識しましょう。

 

とまとさん       上半身をもう少し後ろに引きましょう。手を持ち上げながらうたうようにしましょう。

 

空空さん        ライブの再開までモチベーションを保ってください。足腰が衰えないことも大事です。

 

tom さん        少々出鼻をくじかれた感はありますが、うたうことの楽しさを忘れずにいてください。

 

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