VOICE VOICE

VOL.17 2008 7 月号

 

今年もいよいよ後半に入りました。といっても、焦る必要はありません。いつもの自分のペースで、一歩一歩着実に進んでいきましょう。この時期、冷房でノドを痛める人が多いようです。色々と工夫して、予防しましょう。歌い続けていくためには、自己管理がとても大切です。

 

VOICE

 

『出逢いと音楽』         Ayako

 

皆さん、こんにちは! シンガーソングライターの Ayako です。

 

美山先生にはボイストレーニング以外にも音楽全般についての相談事など、本当にお世話になっています。

今回は、美山先生との出逢い、そして私の音楽人生についてお話しさせて頂きたいと思います。

 

私は、シンガーソングライターとしてライブハウスで演奏している傍ら音大で学ぶ学生でもあります。先生との出逢いは、私が通っている大学に美山先生が声楽の講師として赴任されたのがきっかけでした。作曲を専攻しているということもあり、それまで発声の「は」の字も知らず「曲をつくる」ことしか頭になかった私は、先生と出逢って初めて本当の意味で「歌の楽しさ」を知ることとなったのです。

 

まず、先生のはつらつとした表情と性格に魅せられ、独特の歌声に魅せられたことを覚えています。最初のレッスンの際に私がどう声を出せば良いのか分からずにいた時、「何も考えずに、とにかくやってごらん。」と言ってもらえたことで、歌に対する一番最初のスタートラインに立てた気がします。それからは、様々な Jazz のナンバーを習い、歌の面白さにどんどんはまっていき、またそのお陰で、自作の曲を自分で歌いたいと思うようになっていきました。

 

そして、学校以外で本格的に B-Hot Voice Studio に通う様になり、歌のレベル向上と曲作りに徹底しています。今の私、「シンガーソングライター Ayako 」が存在するのは、美山先生のお陰だと言っても過言ではありません。

 

人生は、人との出逢いによって、どういう道に進むのか、どのように発展していけるのかが決まっていくのだなぁとつくづく実感しています。これからも、色々な出逢いに感謝して、音楽人生を色彩豊かにしていき たいと思います。そして、「自分の音楽」を確立し発信していくことが、美山先生を筆頭に今まで出逢った方々 への恩返しだと考えています。

 

いつの日か私の歌がより多くの人に届くことを目標に、これからもひとつずつ丁寧に地道に音楽と向き合っていこう!・・・と心に誓った私です。

 

◇ 今月のわたし ◇

 

▼ デモテープ完成!!初レコーディング楽しかった〜 ♪  Ayako がんばってるなあ。

▼英語の勉強したいっ!!!  石田真弓    勉強してっ!

▼ 発声練習を始めると最近飼い始めたトイプーの子犬がケイジに逃げ込む!ドリス伊東 逃げないように躾けよう!

▼ 一念発起で始めたジャズヴォーカル、頑張ります。 Kannakuzu やる気が一番!

▼ 眼鏡買い足しました。年齢と共に種類が増えます。 加藤夕季    年齢と共に出費がかさむ。

▼ 必要のない欲や見栄は素直に捨てられるようになりたいです! SARA ☆  素直ってのは大事だ!

▼ レッスン始めて超よかった!性格男前よろしく!  小野則子  Welcome! よろしく!

▼高音の所をピッチを保ちながら力を抜いて歌いたい! 南ひろみ    リラックス!

▼ 歌は肉声での表現・・そこが魅力で難しい rikko   何かに似てる。

*・・・ 美山こころの声

 

◇ インフォメーション ◇

 

Ayako:          7/18 (金)     代官山『晴れたら空に豆まいて』

8/1 ( )   池袋『鈴んご屋』

松田芳枝:     7/5 ( )      経堂『 Crazy Love 20:00 start

TEL: 03-3425-9041

http ://www.jazz-crazylove.com

南ひろみ:      7/24 (木)    吉祥寺『 MEG 19:30 start

TEL: 0422-21-1421

w/ 諸田 4

7/29 (火)    赤坂『 G's Bar 20:00 start

TEL: 03-6303-2363

8/26 (火)  赤坂『 G's Bar 20:00 start

 

♪ 美山ひと言アドバイス ♪

赤津あやさん     口の開け方を徹底的に身につければ、英語の発音がクリアーになります。鏡を見て練

習してください。 色々なタイプの曲をレパートリーに加えましょう。

天宅しのぶさん       うたへの意欲が旺盛になってきましたね。こういう時期を逃さないようにしましょう。やり

ことにどんどんチャレンジして自分のものにしてください。

磯部崇史さん      発声のポイントがはっきりつかめたことで、うたに力みがなくなりました。本来の明るく軽

やかな声が楽に使えるようになると、表現の幅も広がります。

ドリス伊東さん     両顎が自由に動くように鏡を見ながら練習してください。毎日使っていると、段々滑らか

になってきますよ。そして声は更に胸に響くようになります。

ちえさん         コンサートお疲れ様でした。長い時間をかけて、 1 1 曲ていねいに練習した成果が

出ましたね。成功は大きな力になります。次回に向けてがんばりましょう。

岩田京子さん     ビッグバンドでの歌唱法とトリオなど小編成での歌唱法は異なります。自分の中で区別

             して取り組みましょう。どちらも英語のリズムは大事です。

大石めぐみさん    力んでうたうと、声が共鳴しなくなってピッチも悪くなります。リズムもぎくしゃくします。軽

さを意識しましょう。本来の声の明るさが際立ちますよ。

加藤夕季さん     自分らしいうたの世界を見つけましたね。これからはより強くそれを意識して、どんどん

広げていきましょう。新たな気分で曲を選んでみましょう。

川上静恵さん     今練習している曲はコード進行が少し難しいですが、繰り返しうたうことで、その進行に

慣れてきます。進行が沁み込んでからスキャットしてみましょう。     

K ソニックスさん   両顎が大きく開くように毎日鏡を見ながら練習しましょう。声がもっと共鳴するようになっ

て、柔らかいトーンが生まれます。表現の幅が広がりますよ。

SISTER さん     苦手を克服するには繰り返し練習するしかありません。英語の発音やリズムの練習を繰

り返しましょう。緊張から解放される秘訣も反復練習にあります。

鈴木麻美さん     ヴォーカリーズ曲をうたうときは、出来る限り元のインストの演奏を聴きましょう。アーテ

ィキュレーションやリズムをしっかりつかんでください。

TONKOさん           まずは深い呼吸を心がけましょう。そして声の出て行く方向を意識しましょう。時間がか

かっても1 1 曲確実にていねいに練習していきましょう。

中村亜海さん     力まずにうたいましょう。軽さは音楽にとってとても大切です。フレーズの最後の音に神経

を使いましょう。そのためにも集中力と持久力が必要です。    

南ひろみさん     ライブが続いていますね。これからは体調の管理が今まで以上に大事になってきます。ま

たレパートリ−も曲調を考えながら増やしていきましょう。

山崎千晴さん     慣れないリズムは、テンポを落として、繰り返して練習しましょう。馴染んだところで、段々

と速くしてみましょう。辛抱強くやってください。

濱のぞみさん     発声のポイントをつかんだようですね。力まずに、声の出る方向だけを意識すれば、より

自然で表情豊かなうたになりますよ。アップテンポも慌てずに。        

SARA☆さん     普段の生活での発声にも気を付けましょう。長くうたっていくためには声帯をいたわってく

ださい。スキャットは失敗を気にせず練習してください。

sihosiho さん     自信を持ってうたってください。レッスンではどんなに失敗してもいいのです。どの曲も簡

単ではありません。怖がらずに面白がってみましょう。

Ayako さん      1 曲の中に何もかも詰め込もうとすると、曲に余裕がなく、窮屈になります。逆にひとつ

のモチーフやエピソードを膨らませてみるといですよ。

野地恵子さん    自分らしさが出てきましたね。個性に合ったレパートリーも増えてきました。フェイクも積極

的に取り組んでいて成果が出ています。この調子で。

今泉庸子さん    発声がぐんとよくなりました。声にゆとりが出てきて、表現の幅も広がってきました。メロデ

ィに距離感が出てくると、うたにメリハリが生まれますよ。

石田真弓さん    フレーズの最後まで気を抜かずにうたいましょう。考えすぎて躊躇するとうたに活気がなく

なります。スペースも大事です。一呼吸置くことを覚えましょう。

新居恵美さん     健康のためにも毎日 5 分でいいですから、発声練習をしてください。声の出て行く方向を

意識すれば、力まずにうたえます。語るようにうたえます。

吉村早織さん    ここに来て、うたに表情が出てきましたね。上唇と頬をもっと使ってうたってみましょう。声

が更に明るくなり、英語の発音もはっきりしてきますよ。

松田芳枝さん    自分の個性を引き立てる選曲をしていきましょう。力まずにうたうようになると、より自然に

聴こえますよ。急がずに間を大事にうたいましょう。

Mackey さん    フェイクは、コード進行に慣れるまで何コーラスも繰り返しうたってトライするといいですよ。

躊躇しないで、大胆にやってみてください。

正田亜八香さん   リラックスして発声できるようになってきましたね。色々なタイプの曲を楽しんでうたってくだ

さい。スキャットにもどんどん挑戦してください。

福島すみこさん   力まずに声の出て行く方向を意識しながらうたってください。うたに軽さが出てくれば、柔

軟な表現ができるようになって、幅が広がりますよ。

上田桂子さん    フレーズの最後のうたいかたを研究しましょう。メロディに表情が生まれます。また強弱を

意識的につけてうたうと、全体にメリハリがつきます。

石井章子さん    発声が自然になってきましたね。リラックスしてうたいましょう。ジャズのスタンダードナン

バー以外の曲も練習していくようにしましょう。

黒澤京子さん    力まずに、粒をそろえて発声できるようにしましょう。頬の使い方は、普段の生活でも注意

するといいですよ。明るく軽くうたえるようになります。

枝川佳世子さん   発声が明るくなりました。力まずにうたうようになるといいですね。一つ一つチェックしなが

らうたうのは大事ですが、スクエアーにならないように。

安田輝美さん    両顎の動きは、普段から気をつけましょう。鏡を見て練習するといいですよ。スペースを大

事にしましょう。うたいすぎると冗長な感じになります。

遠藤淑子さん        声の出て行く方向を意識してうたいましょう。怖がらずにファルセットも使いましょう。表現

が柔軟になります。鼻歌気分でうたってみるといいですよ。

平石伸一さん    顔の筋肉や両顎の動きは鏡を見て練習してください。曲をうたうときは、歌詞とメロディー

                        に対してはっきりとしたイメージを持つようにしましょう。

空閑美絵さん    平板にならないように、ダイナミクスを考えてうたいましょう。自分の内側に閉じ込めてしま

わずに、外に向かって表現するように心がけましょう。

波多野素子さん   発声が軽く明るくなってきました。うたいすぎないように、スペースを大事にしましょう。語

るようにうたうことも覚えるといいですね。

神田理香さん    鼻の通りには、普段から気をつけましょう。あまり生真面目にうたいすぎると、活き活きと

             した表現になりません。リラックスしてうたってみましょう。

臺哲郎さん     くせが取れて、うたが軽くなってきました。これからだんだん柔軟な表現ができてくると思い

ますよ。フェイクにも慣れてきましたね。この調子で。

桜井紀子さん    両顎と上唇の動きが自在になるように鏡を見ながら練習してください。柔らかい発声がで

きるようになると表現もやわらかくなりますよ。

えみ子さん     発声がとても軽くなってきました。唇と頬の動きを活発にすると、英語の発音がもっとクリア

ーになります。確実に発音できまで繰り返し練習してください。

田上純子さん    発声がずい分明るくなりました。姿勢と顔面の筋肉に普段から気をつけましょう。フェイク

は狭い音域から思い切り飛び出してやってみましょう。

まいさん       発声は大きくなくても構いません。声の出る方向を意識しましょう。頬と上唇がもっと速く

大きく動かせるようになると声がこもらなくなりますよ。       

rikko さん      両顎の動かし方が身につけば、声は更に明るく、軽くなります。力まずにうたうようになれ

ば、メロディーが際立って、表情が出てきますよ。

能登谷敦子さん   顔の筋肉や唇の動きが大きくなって、声が明るく軽くなってきました。うたにも表情が出て

きました。新しい曲を練習するごとに楽になっていきますよ。

五十嵐早苗さん   普段の生活の中から姿勢や顔の表情に注意しましょう。思い込みや、譜面にとらわれず

に、枠から思い切りはみ出してうたってみましょう。

玉井美知子さん   少しずつ固さがほぐれてきましたね。譜面に拘らずに、曲のもつ表情を大切にうたいましょ

う。リズムは体の内側で感じ取るようにしましょう。

小野則子さん    苦手なリズムは、少しずつゆっくり繰り返し練習しましょう。辛抱強く練習していれば、必

ず成果が出ます。焦りは禁物です。地道な努力が大切です。

徳永佳子さん    うたの表現方法はいく通りもあります。思い込みは表現の幅も自分の可能性も狭めてしま

います。視野を広くして、柔軟にうたいましょう。

石塚友子さん    レッスンごとに発声がよくなっていますね。地道に努力しているのがわかります。空気をた

くさん吸えるようになれば、発声はもっと明るくなります。

菅原悦子さん    声の出て行く方向を意識してうたいましょう。上唇をもっと使うと声が明るくなります。リラッ

クスして、焦らないでうたうようにしましょう。

喜納真由美さん   両顎や頬を大きく動かして、口の中の空洞を広げるようにしましょう。鏡を見ながら身に

つくまで練習してください。英語の発音も変わってきますよ。

Kannakuzu さん   頬と上唇を大きく動かしましょう。鏡を見て練習してください。声の出て行く方向を意識し

てうたうようにしましょう。焦らずにゆっくりやりましょう。

寺澤典子さん     両顎を思い切り大きく開けましょう。そして空気の出て行く通路をイメージしましょう。 1

の中の波を感じるようにうたうとメリハリが出てきます。

古室由香里さん   発声はメカニズムさえわかれば、ちっともむずかしくありません。ただし日々の地道な練

                         習が必要です。焦らずに着実にやっていきましょう。

 

戻る