VOICE VOICE

VOL.19

2008 11 月号

年に一度の親睦会。今回参加できなかったみなさん、来年には是非!刺激し合い、慰め合って また明日からがんばりましょう!次号 VOL.20 は記念号。いつもとちょっと違う内容です。

 

 

VOICE

 

『私の声に出会う旅』  福島すみこ

 

B-HOT VOICE STUDIO 門下生のみなさん、こんにちは。福島すみこです。早いもので道場に通うようになって 2 年の月日が経ちました。私とジャズとの出会い、美山夏蓉子さんとの出会い、そして私の声に出会う旅について、少し書いてみたいと思います。

 

私にとってジャズは、ほんの数年前まで非常に敷居が高い音楽でした。ジャズというとテレビの CM で流れている曲?番組の BGM で流れている管楽器がウルサイ音楽?といった感じで、楽しみ方すらわかりませんでした。そんな私がジャズを歌うきっかけになったのは『ジャズを歌ってみませんか?』と声をかけていただいたことからです。

その時に勉強の為に初めて聴いたのが、エラ・フィッツジェラルドの『エラ・イン・ベルリン』でした。これを聴いて私のジャズに対する先入観は見事に吹き飛びました。まるで映画かミュージカルの主人公のように、その歌声は色彩豊かで明るくキュートで、まるで話しかけるように歌っている。こんな風に歌えたら、こんな風に自分の声で自分の歌を歌いたい、その時に私の心は激しく揺さぶられました。

 

最初の1年間は自己流で練習をしてジャムセッションに参加していました。ボイストレーニングにも通っていましたが、自分の声と歌からはむしろ遠ざかっているようで、練習すればするほど楽しくなくなる・・・焦燥感ばかり募っていました。そんな時に、とあるセッションで出会ったシンガーさんから美山さんをご紹介いただき、迷わず道場の門を叩きました。

 

この2年間で私なりのジャズの楽しみ方を見つけるコツを、レッスンを通して得ることが出来ました。その曲が使われたミュージカルそのものを見たことが無くとも、歌詞を味わいメロディーをシッカリ感じることで、まるでその映像が目の前に広がるような感覚。自分自身がその物語の主人公になる、そんな感覚を楽しめるようになってきました。たくさんの素敵なスタンダードナンバーとの出会いも、毎回ワクワクします。

 

そして一番の醍醐味、私の声と出会う旅が始まったのです。いかに今まで自分の身体のことを知らなかったか、自分の声を知らなかったのかを毎回のレッスンで思い知らされています。私から私への反応や問いかけは、時には非常に厳しくてキツイものであり、時にはとても嬉しく幸せな気持ちになるものであり、いずれにしても自分自身で発見して気付く、そんな素晴らしい旅は始まったばかりです。その旅は一歩一歩の積み重ねで成り立っていることは明白で、楽しむためには地道な努力が不可欠であることも言うまでもありません。また一方で、自分自身を知らなければ、自分が何を表現したいか、自分が何を歌いたいのかも理解することは出来ない・・・

 

今あるがままの自分を100%使って、自分の声で自分の歌を歌えるようになりたい!私の声に出会う旅は、これからも続いていきます。目の前にいる素晴らしい先輩、美山夏蓉子さんの声のマジック、そのエッセンスを有難くいただきながら、私はじっくりと歩んでいきたい。そして今私が出来ることを全力で出し切って、沢山の人々に私の歌を届けていきたい。まだまだヒヨコのシンガーですが、これからも宜しくお願いします。

 

◇ 今月のわたし ◇

 

#最近またジャムセッションにいってもいいかなモードになりました。 上田桂子 行きましょう!

#発声は運動ですね!レッスン後爽快感は抜群で声を出す楽しさを実感しています。  マミ ★   発声は体力だ!

#我が家の押入はパンドラの箱?開けてはならない(爆)加藤夕季 見たな〜!

#発声練習に嬉しさと大変さを感じています。  皆川みさ子 楽しみましょう!

一年ぶりにライブを聴いた友人が以前と違ってすごく声が出てると言ってくれました♪空閑美絵 努力の成果だ!

#なぜか風邪をひくときはいつもレッスン直前・・・のど → 鼻 → 耳ときました・・・。早く治れ〜!  石田真弓 治った?

#リズムを身体で感じて表現したい!  南ひろみ 身体でうたうのだ!

#基本の姿勢を保つのが難しい。冷や汗かきながら頑張ります。  菅原悦子  脂汗も!

*・・・ 美山こころの声

■インフォメーション■

空閑美絵: 11/2 (日)  関内『 ADLIB 19:30~22:30 MC \2,000

空閑美絵 ( Vo )  田村博 (P)  鈴木克人 (B)

http://www.jazz-adlib.info/

南ひろみ: 11/25 (火) 赤坂『 G's Bar 20:00~

TEL: 03-6303-2363

11/27 ( 木) 浅草『ダリン』  19:30~

TEL: 03-3843-3789

12/23 (火)  赤坂『 G's Bar 20:00~

TEL: 03-6303-2363

 

♪ 美山ひと言アドバイス ♪

 

赤津あやさん     呼吸のタイミングと体の使い方を覚えるといいですね。フレーズとフレーズのつな

がりがスムーズになって、余裕のあるうたいかたになりますよ。

天宅しのぶさん      発声と英語はリンクしています。発声がぐんとよくなったのと同時に英語のリズム

も変わってきましたね。自由にうたうための準備のひとつです。

磯部崇史さん     うたに軽さが出てきました。とても大事なことです。うたうときの緊張とのめり込み

を解決する方法はイメージを持って何度もうたうことです。

ドリス伊東さん    英語の発音に慣れるには、まずはゆっくりと確実にリズムをつかむまで反復練習

する必要があります。それから本来のテンポでやってみましょう。

ちえさん        テンポキープとリズムの把握は音楽の大事なポイントです。確実にできなければい

けません。そのためにはメトロノームを使って練習しましょう。

岩田京子さん    英語のスピード感を体得しましょう。そうすると歌いすぎずに、歯切れのよいフレ

ージングになります。リズムを確実に捉える練習をしてみましょう。

大石めぐみさん   発声が軽くなってうたの表現に幅が出てきました。うたの表現は多様です。様々な

ドラマがあります。歌詞から自分なりにイメージしてみましょう。

ヘレン・ベイカーさん 姿勢には普段から注意してください。そうすればあまりうたう時間がなくても発声

は衰えません。録音を聴いてカンが鈍らないようにしましょうね。

加藤夕季さん    新しい世界に少しづつ馴染んできていますね。自分がやりたいと感じたことを信じ

て、とことん追求していってください。遠慮や尻ごみは禁物です。

川上静恵さん    うたい続けるためには健康管理が必須です。せっかくの個性も磨かなければいずれ

魅力を失います。長いスタンスで音楽生活をとらえてみましょう。

K ソニックスさん  やわらかいトーンでの発声を身につけると、うたの表現の幅がぐんと広がります。発

声練習するときに硬軟、強弱というように意識してみましょう。

SISTER さん    英語のリズム練習は運動と同じで、繰り返しながら、口の内外、体全体に動きを覚え

させなくてはいけません。暇さえあれば声に出してみましょう。

鈴木麻美さん    少しでも長くうたい続けるための基礎づくりをきちんとしましょう。まずは姿勢の矯正

をして、肺にたくさん空気を取り込めるようにしましょう。

中村亜海さん    英語の発音に厳しくなりましょう。英語の発音には実は大変エネルギーが要ります。

1フレーズをスムーズに発音できる体力を身につけましょう。

南ひろみさん    いわゆる4ビートの曲をグルーヴしてうたえるようになることがこれからの課題です。

耳と体が慣れる必要があります。辛抱強く反復練習しましょう。

山崎千晴さん    今の自分のありのままを受け入れて、それを活かしてうたってください。完璧を望ま

ず、大らかに構えてください。新しい魅力が出てくると思います。

濱のぞみさん    姿勢と呼吸に注意するといいですね。曲を全体でとらえてみましょう。メロディの意味

や流れが見えてくると、自然とうたい方が変わってきますよ。

SARA ☆さん    4ビートの乗り方に慣れましょう。もともと耳がいいのでコツさえつかめばアーティキュ

レーションもスムーズになると思います。焦りは禁物です。

sihosiho さん    レッスンの回数が増えたことで、うたうことに対する緊張がとれてキープ力がついて

きました。自信を持ってうたえば自然と自由になっていきます。

Ayako さん     今ががんばりどきです。こういうチャンスは滅多にありません。この経験で必ず力が

つきます。素晴し い成果をイメージして、曲作りしてください。

今泉庸子さん    うたが弾けてきましたね。テンションの高い曲では、今までの枠をはずれることが必

須です。これで、しっとりとしたうたとの対比が生まれてきます。

石田真弓さん    発声は体の構えが大事です。そして、体の内側から力を伝える必要があります。

全身を使ってうたいましょう。今のうちに基礎固めしておきましょう。

新居恵美さん    ブレスのタイミングをつかみましょう。特に4ビートの曲に乗り遅れないためには的

確なブレスが必須です。また長いフレーズも一息でうたえます。

吉村早織さん    うたうときに必要な内面からのエネルギーが感じられるようになってきました。ビッグ

バンド用の曲以外の練習でうたの表現の幅を広げましょう。

松田芳枝さん    肺にたくさんの空気を取り込みましょう。そのための体の構えを覚えましょう。これが

できると、ねばりのあるうたがうたえるようになってきます。

Mackey さん    大分うたが大胆になってきましたね。レッスンのときに思い切ったことをしてみる体

験を重ねていくといいですよ。バラード曲も変化するでしょう。

野地恵子さん    レッスン再開できてよかったですね。大きい声でうたう必要はありません。力みをと

って、自然なかんじでうたってください。それが個性を生みます。

福島すみこさん   気持ちが乗って来た時に姿勢も前にのめり込む傾向があるので注意しましょう。ジャ

ズのインストのCD を聴いてフェイクのヒントにしてみましょう。

上田桂子さん   うたい過ぎないようにしましょう。語るように、少しスペースを作ってみましょう。密なと

ころと疎なところを作ると彫りの深いうたになりますよ。

黒澤京子さん   1曲の途中で気を抜いてはいけません。始まったら最後まで音楽は続いています。

その流れを切らないようにしましょう。とても大事なポイントです。        

枝川佳世子さん  ブレスのタイミングに注意しましょう。そして曲の途中で立ち止まらずに最後まで

波にのりましょう。背中に意識が行くと発声はもっと楽になります。

安田輝美さん   下半身の力を上半身に伝えられるようになると、体の構えが安定します。不得意な音

程の克服法は、くり返し練習して、耳と体に覚えさせることです。

遠藤淑子さん     大分顔の筋肉が動くようになってきました。1曲を歌い切る体力と集中力を培いましょ

う。失敗する度にがっかりするとエネルギーを消耗しますよ。

平石伸一さん   自分の声を聴く場所が変わってきたと思います。そのポイントを忘れないでください。

りきまずに発声できるようになれば自然なかんじでうたえます。

空閑美絵さん   小さくまとまらずに、ダイナミクスを大事にしてもっと大胆にうたいましょう。英語を大げ

さに発音してみましょう。うた全体が大きくなるはずです。

波多野素子さん  ラッシュして聴こえないようにフレーズとフレーズの間にスペースをとってみましょう。そ

のためにはブレスのタイミングを身につける必要があります。

神田理香さん    共鳴に意識が行くようになって、うたが変わってきましたね。4ビートの乗り方も少し

づつ変わってきました。繰り返し練習して慣れることが必要です。

臺哲郎さん     しばらくお休みになってしまいますが、レッスンの録音を聴いて復習してください。うた

うコツを掴んできたところなので、それを忘れないでください。

桜井紀子さん   鼻の抜けがよくなってきて、発声が変わってきましたね。力まずに自然なかんじでうた

えるようになるといいですね。曲にドラマを感じてみましょう。

えみ子さん     発声はとても軽く明るくなってきました。うたうときも同じ意識で取り組みましょう。4ビ

ートの乗りかたに慣れるまで、繰り返し練習してみましょう。

田上純子さん   ブレスのタイミングを覚えるといいですね。フレーズとフレーズのつなぎ目を大切にし

ましょう。うたはずいぶんと軽く自由なかんじになってきました。

まいさん      どの音程も、どのリズムも的確に捉えることがとても大切です。それには運動と同じ

で反復練習で耳とからだに覚え込ませることが、一番の近道ですよ。

rikko さん     うたが重たくならないように、基本的にはノンビブラートでうたってみましょう。少し肩の

力を抜いて歌詞の内容を楽しむつもりでうたってみましょう。

五十嵐早苗さん  口の周りや舌の動きが活発になるように、普段でも歌詞を声に出してみるといいです

よ。声を聴く場所が変わってくると歌い方も自然に変わってきます。

玉井美知子さん  慌てずにゆっくり構えてうたいましょう。英語の発音もゆっくりと丁寧にチェックしなが

ら練習してみましょう。確実にしてから速くしていきましょう。

小野則子さん   苦手を克服するためには、ポイントをしっかり把握した上で、繰り返し練習する必要が

あります。耳と体に覚え込ませるまで、諦めずに練習してください。

徳永佳子さん   ブレスのタイミングを覚えましょう。体の構えがしっかりしてくると声がもっと軽くなりま

す。4ビートの乗り方を覚えるまで繰り返し練習してください。

石塚友子さん   声に力が出てきました。背筋がもっと使えるようになると更に声が明るくなりますよ。曲

数を重ねていくともっと自信をもってうたえるようになりますよ。

菅原悦子さん   発声するときに背中に意識が行くようにしましょう。英語の発音に慣れるためには繰り

返し練習することが必要です。慌てずゆっくり練習してみましょう。

Kannakuzu さん  口の中を大きく広げて発声しましょう。背中を持ち上げるようにしながらうたってみまし

ょう。英語の特徴をつかんで発音するとうたも変わってきますよ。

古室由香里さん  声の抜けがよくなってきました。英語の発音は、発声のときとまったく同じ意識で取り

組んでください。4ビートの乗り方も同様です。聴く場所が肝心です。

小峰一泰さん   柔らかい表現を目指しましょう。そのためには姿勢をよくして発声し、英語の発音を

滑らかにする必要があります。普段の生活の中で意識してみましょう。

SACHIKO さん  上半身をもっと使いましょう。普段話すときも、声の場所に気をつけるようにしましょう。

英語の発音も4ビートの乗りも発声と同じ意識を持ちましょう。

堀川真紀さん   発声はずいぶんと軽くなってきました。フレーズの最後までピッチが下がらないようにし

ましょう。ブレスに気を付けるとスムーズにつながっていきます。

小原幸代さん   発声は軽く明るくなってきました。ブレスのタイミングを覚えましょう。4ビートにスムー

ズに乗るためには必須です。英語は繰り返し練習してください。

金澤豐史さん   肺にたくさん空気を取り込むために背筋を意識しましょう。声を聴くポイントも変わって

きますよ。英語の発音は発声がよくなることで上達するはずです。

マミ★さん     頬っぺたや口の周りを活発に動かしましょう。うたには軽さが必要です。ノンビブラート

でうたうようにしましょう。4ビートの乗りも変わってきますよ。

ぴーちくさん    裏声のままでも構いません。ただし、軽さが必要です。そのために体と顔面の筋肉を活

発に動かしましょう。簡単な曲を練習しながら、身につけましょう。

染矢幸子さん   短期間で発声がぐんとよくなりましたね。うたうときも声を聴くポイントを変えないでくだ

さい。英語の発音も、発声と同じ意識で取り組めば変わります。

温井眞理子さん  弾き語りをするときも姿勢はとても大切です。普段の生活から意識するようにしましょう。

軽く明るい発声を目指しましょう。英語の発音も変わりますよ。

廣井美穂さん   ブランクがあったわりに発声はいいですよ。うたの表現を活き活きとさせたいですね。

顔の筋肉を動かしましょう。トーンが明るくなってくるはずですよ。

袋容子さん     軽くスピードのある発声を目指しましょう。そのためにはうたうときの姿勢が大事です。

普段の生活の中から注意しましょう。鏡でチェックをしましょう。

 

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